原材料として、メーカーにより紡績されたナイロン、エステル、ポリプロピレンやその他さまざまな「糸」を使用します。

規格によっては「糸」に撚りをかけます。
撚りというのは別々の糸を合わせて1本の「糸」にすることです。

先程の「糸」を何本も用意し、スイス製の高速ニードル織機によって製織します。

製品によってはここで染色を行います。

化学繊維で織られた製品を安定させるために熱処理加工を行います。

製品の目的にあわせて裁断を行い、厚地用ミシンや自動縫製装置などを使用して、縫製を行います。

これにて完成です。

製造部では、原糸加工から製織、縫製、仕上げまでのトータル生産システムを確立。合理化・省力化が図られた工場では、幅数mmのテープから幅400mm・厚さ5mmまでのベルトまで、様々な製品がつくり出され、少品種大量生産から多品種少量生産まで、あらゆるニーズにレスポンス良く対応しています。また、各工程に徹底した品質管理と能率的な生産管理を施すことによって、高品質を保証しています。

こうした活動の根底には、創業から半世紀以上にわたって受け継がれてきた歴史と伝統、そしてモノづくりへの情熱とプライドが息づいています。

当社ではコンピュータを導入した最新設備とJISマーク表示許可が証明する卓越した技術力とを駆使した製品づくりを推進。細巾織物の第一人者として、業界をリードしています。